手書細密画時計プロジェクト

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手書細密画
 
 アンティーク懐中時計には、職人技の極みといえる細密画が、エナメルや磁器絵付けの技法により施されています。 アフィは、この技法を現代に蘇らせたいと願っています。

 嫁さんが磁器に絵を描く上絵付けの技法を習っているので、白い陶器に細密画を描いた時計を作ってみました。(絵は嫁さんの作)
 
 基本的に日本人は手先が器用ですので、かなり細かい絵が描けます。
(各時計をクリックして詳細を御覧下さい。すごく細かいです。)

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時計文字盤の絵付け

 今のところ、時計自体はクオーツのムーブメントで簡便な作りですが、将来的には機械式のムーブにして行く予定です。
(それにしても現代の普通の時計は造りが
 軽いですね〜。)

 絵具はマイセンやノリタケのカップの絵に
使っているものと同様な上絵付け用の絵具
です。 油で溶いて描きます。何度か描いては焼成して固め、さらにその上に描いて重ね書きして更に焼成する作業を繰り返します。最後に金彩(本物の金)により金の紋様を描いて少し低い温度で加熱定着します。絵や線は全て手書です。 

 磁器上絵付けの場合、900度前後まで加熱する必要があるので、焼成窯が必要なのですが、資金の都合でまだ入手できておりません。近い将来になんとかしようと思ってます。温度のコントロール等、結構ノウハウがありそうですので、技術的に詳しい方; 
御教示
ください。お願い致します。


 この磁器絵付けの手法の他に金属部に画を描くエナメル画の技法もあるので、そのうち試してみようと思っております。
(よい先生、教材御存知でしたらぜひ教えてください)

小鳥の置時計(第1作)
詳細はクリックして下さい

薔薇紋小型置時計(第2作)
詳細はクリックして下さい

製作中です!
花紋小型懐中時計(第3作)