エロチック オートマタ懐中時計
入会頂きましたトキオさんの自己紹介と懐中時計
です。
最近、複雑系懐中時計を中心としたHPの公開を
始めました、トキオと申します。
どうぞ宜しくお願い致します。
主にリピーター系の懐中時計を中心に集めておりまして、素人ながら、ガラ物の修復や改造なども手掛けております。
私のコレクションの中から、ちょっと珍しい
「エロチック・オートマタ」を御紹介します。
エロチック・オートマタは、かなり古い時代からある物のようで、1800年頃と1900年頃に多く作られました。安い物はリューズ操作に連動して人形の腰が動く物があり、高級な物ではリピーターの作動に連動して人形が動きます。今回御紹介する物は、クオーター・リピーターに連動して人形が動くタイプです。
写真1 ケースには、表、裏共同じ彫刻があります。
材質は真鍮に金メッキです。
写真2 文字盤はおそらく真鍮で、オリジナルでは
無く、後年取り替えられたもののようです。
写真3 ウラ蓋を開けたところ。
中には更にオートマタのフタがあります。
写真4 オートマタ全景。
オートマタとしては、良くあるタイプの絵柄で、
リピーターが作動している間、男性の人形が
腰を前後に動かします。
100年前の人達は、どのような場面で
このような時計を楽しんだのでしょうか?
昔の人は手の込んだ遊びを時計に仕組んでいたのですね。確かにどうやって楽しんだのか想像してみると面白いですね。 トキオさんのHPではオートマタやリピータの機構について詳しく解説されていますので必見です。
写真1
写真2
写真3
写真4