Agassizの金無垢懐中時計

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入会頂きましたセイヤーさんのAgassiz史と懐中時計です。

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 Agassizの時計は高級時計なので機械もしっかりしており、すばらしいものですね。
百年経ってもびくともしないのが、なによりの証です。

また、Longinesとの関係も興味深く、勉強になりました。
また、情報が入りましたらよろしくお願い致します。

アフィ

表側

Agassiz特別品18金無垢≫

ハイグレードメーカーとして有名なAGASSIZの特別品です。AGASSIZの中で最上級の物です。ガンギ車まで磨きのかかったハイグレードムーブメントに加えて18金無垢のヘビー級ケースの組み合わせはまず最高の品です。

AGASSIZ製で18金無垢、イエローゴールド色、直径約52cm(竜頭部除く)重量も超ヘビー135gです。

製造年は推測ですが1876年にGeorgesAgassiz Watch Co.を設立してから1896年には例の魚のロゴマークが登録されていることから、その間に製造されたものと思います。

製造番号は本体59633、ハンターケース2933と歴史的また写真でもお分かりのようにハンターケースそのものの彫刻も彫が深く厚みがあるすごく素晴らしいデザインです。

●18金無垢●AGASSIZ●135g特別最上級プラチナウェイト 

≪歴史的に見るLONGINES


■日本で現存する最古のロンジンは1869年、薩摩藩主、島津忠義が西郷隆盛に贈った懐中金時計です。現在は鹿児島県歴史資料センター黎明館に保存されています。

■世界初の大西洋単独無着陸横断飛行に成功したリンドバーグやアムンゼン、飛行船ツェッペリン号の世界一周など、世界的に有名な冒険家たちの時間を知る術として使われた歴史もあります。

Agassizの歴史とLongines≫

History
Agassiz
の歴史はLonginesと密接に関係しています。その始まりは、Auguste AgassizSaint-Imierにて"Comptoir horloger Raiguel Jeune"に加わった1832年にまでさかのぼります。

1年後、AugusteFlorian MorelHenri Raiguelと共に"Comptoir Raiguel Jeune & Cie" を設立します。社名はHenri Raiguelのリタイヤした1838年に"Comptoir Agassiz & Cie"となり、1847年にはさらにAugusteが単独オーナーとなります。

1852年、Augusteの甥であるErnest Francillonが経営に参加し、1862年に後継者となります。当時、時計製造は各パーツをそれぞれの時計師たちが自宅の作業場で作成するのがふつうでした。しかし、この伝統的な手法が品質管理に問題を抱えやすいことをErnestは見抜き、職人を一つ屋根の下に集めて時計を製造しはじめました。これが1866年のLongines社の始まりとなります。つまり、Augusteの設立した会社の直系は、後のAgassiz社ではなくLongines社ということになります。

同じ頃、Augusteの息子Georges AgassizErnestとともに働いていました。Longines社の経営にも参加し、アメリカ市場へLonginesの時計を売り込む仕事をした後、Longinesの財務およびマーケティングを担当しました。1876年にGeorgesAgassiz Watch Co.を設立し、独自に取引をはじめましたが、Longines社との関係が途切れることはありませんでした。それは、LonginesAgassizのダブルネームの時計が多数存在することにも見て取れます。両者の時計は同じ工場で生産されることもありました。Agassiz社は完成した時計の製造だけでなく高級ムーブメントの他社への供給も行っており、1889年にはそのムーブメントの品質の高さからパリ万博で金賞を受賞しています。なお、1896年には例の魚のロゴマークが登録されています。クロノグラフや複雑時計等の製造も行っており、20世紀に入ると宝飾腕時計の生産もはじめましたが、最終的にはLonginesへ吸収されてしまいました。

Agassiz特別品18金無垢コンデション説明≫

写真でご覧の通り100年以上時が過ぎているとは思えない程、外観の状態や機能ともに

申し分ありません。

さすがアガシでありロンジンの元祖です、又、ロレックと同じアンクル式ですからこの時計の状態は、1週間で1分ずれる程度です。

信じられない程のコンデションですから、探しても殆どこのようなものにめぐり合うことは無いでしょう。

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裏側

矢印部分はプラチナウエイト使用
V字バランス付きアンクルに
サファイアが使用されています。
ガンギ車は磨き抜かれており、各所歯車は14金が使用されています。
内外共18金無垢ハンターケース見事な美品です。