時計の雑学コーナー
なぜ、一日は24時間で、1時間は60分?
あたりまえのようですが由来を調べてみると深い話題です。
一日が24時間なのは、紀元前1300年頃のエジプトの日時計に遡ります。
当時、日中を10分割し、宵を2分割、夜を12分割しておりました。これを合わせて24分割になります。東洋では御存知のように12分割した時法が用いられていましたが、エジプトでは24分割であったようです。
(右の16世紀ドイツMunchenの日時計も一日を24分割してます)
1時間が60分で、1分が60秒なのは、
紀元前300-100年のバビロニアの計算方法にまで遡ります。
60は2,3,4,5,6,10の倍数になりますので使い易い数と考えられ、
60進数が採用されていたのが発端です。
<バビロンの数字表記の例>
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