初心者のための懐中時計教室
懐中時計の形状
懐中時計には以下の3タイプの形があります。
1)オープンフェイス
表面の文字盤がガラスで覆われているタイプ
新しい時代の時計はガラスが強くなったので
ほとんどこのタイプです。
2)ハンティングカバー (二重蓋)
文字盤表面のガラスを、蓋で覆っているタイプ
ガラスを保護するために蓋を用いています。
激しい運動をするハンティングではこの保護蓋
が必需品だったのでしょう。
比較的古い懐中時計に多用されています。
蓋の部分に手の込んだ彫刻が彫られている
時計には美術品としての価値があります。
3)デミハンターケース
ハンチィングカバーの一部をガラスにして
文字盤のガラスを保護しつつ上から時刻を
読めるようにしたものです。
蓋をした状態で時針と分針の区別をつけるため
針の形状を工夫しているものもあります。
右の図上にマウスを置くと判ります。
オープンフェイス
ハンティングカバー
デミハンターケース