スイス時計職人の技1 
手書きの陶製文字盤

 1900年以前のスイス製時計の文字盤には、白い陶器の薄板上に精緻な手書きの絵が描かれたものがあります。 小さな空間種々の絵柄、文様、金彩が施され
実に美しいと思います。
 現代に同じことをすれば如何程の価格になるか見当もつかない労作です。
以下、その作例を紹介して行きます。当時の職人の精緻な技を御覧下さい。
各画像をクリックすると拡大図を見れますので、御試しください。

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Swiss Remontoir 社の銀ケース 時計です(表側は金メッキ)。
陶製の文字盤には、古典的な鳥と花の文様が描かれております。
金彩との調和が絶妙です。
筆のタッチがわかりますので画像を
クリックして拡大図を見てみて下さい

(全体図はこちらです)

銀ケース婦人用懐中時計、無銘です
陶製の文字盤には、手書きの花の文様、金彩が描かれております。
デザインがすばらしく、貴婦人に喜ばれたことでしょう。

(全体図はこちらです)

銀ケース懐中時計、無銘です。
陶製の文字盤には、手書きの花の文様が青紫色で描かれております。
拡大してみるとタッチがわかりますので、画像をクリックして見てください。

(全体図はこちらです

銀ケース無銘の婦人用懐中時計。
陶製の文字盤には、手書きの花の文様と金彩が描かれております。
古典的な装飾です。

(全体図はこちらです)

Remontoir社の14金ケース婦人用時計。
陶製の文字盤には、簡単な花の文様が描かれております。
Remontoir社は1900年前後に夫人用の
装飾的な懐中時計を生産していたようですが、その詳細は判っていません。
ただいま調査しておりますので、資料等についてご存知でしたらメールください。
お願いいたします。

銀ケース無銘の婦人用懐中時計。
陶製の文字盤には、手書きの花の文様と
簡単な金彩が描かれております。

黒で描かれた輪郭の線が実に細かい。

 右図をクリックすれば拡大図を見れます
ので御覧下さい。

(全体図はこちらです)

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