ちょっと変わった時計達2 (機械編)
機械が変わっているちょっと変わった時計を集めて行きます。
機械は写真を撮ったり薀蓄を調べるのに時間がかかりますので ぼつぼつと増やして
行こうと考えております。ごゆるりと御覧下さい。
写真をクリックすると詳細な解説と写真が出ます。
Zenith アラーム時計
1930年、スイス Zenith社のアラーム付き懐中時計です。
蓋を開けると蓋の下部の突起により左の写真のように
立ちます。目覚まし時計としてベッドサイドに置いていたのでしょう。
普通の目覚まし時計は蓋内部のカバーを鳴らすので
ジャリジャリと盛大な音がしますが、こちらはリンと呼ばれる金属線を鳴らすので優雅にリリリンと鳴ります。
リューズ1個でアラームと時計のぜんまいを使い分ける
機構はなかなかのアイデアです。
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順次 追加していく予定です。 請う御期待!!
100日時計
懐中では無いのですが、機構が面白いので紹介します。
この時計は、一度ぜんまいを巻くと100日動くので100日時計と呼ばれます。 その秘密は、振り子を振らすのではなくて回転するようにした点にあります。
見ているとフーコーの振り子のようにゆっくり振子が回転して時々カチと音がして針が進みます。 (ゆったりとした動作ですので、癒し系の風情です)
重力の影響を受け難いこの機構を考えた人は偉大です。
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クロノグラフ
秒数を積算する機能がある時計をクロノグラフ
chronographといいます。高精度な時計を意味するクロノメータchronometerと紛らわしいですが、ボタンを押してから次に押すまでの間の秒数を計測する機能のことです。
一般にこの機能が搭載されたモデルが出てくるのが1880年以降のようですので、この1884年製クロノグラフは初期の製品に属します。
なんとも複雑な機構で秒を積算してますので、興味深いです。
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スイスの日付け表示懐中時計
100年前の懐中時計に日付け表示があるものは稀です。 カレンダー等の機構があるものは 機械が複雑になるためか、かなり大型の時計が多いですが、この時計は比較的小型です。
日付けのみ表示に機能を絞ったので小型化できたのではないでしょうか。
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Right Angle Lever 脱進器の懐中時計
古い懐中時計には現代のスイスレバー脱進器と異なる色々な脱進器が使われていました。
この時計では、Right Angle Leverと呼ばれる一種のEnglish Lever脱進器が使われています。
この型では長さが長くなるためにバランスをとるための重りが脱進器についているものが多いです。
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Duplex 脱進器の懐中時計
Duplexとよばれる脱進器です。
1秒に2回、秒針がカイカチと進むので何かデジタル的な動きです。テンプをインパルスピンと呼ばれるピンで叩いて回すので、このような動きになるようです。
王冠のような歯車が特徴的です。
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八日巻き懐中時計
8DAYSと呼ばれる八日巻きの懐中時計。
1900年前後のスイス製です。
一度巻くと8日間動きつづけるよう
巨大なゼンマイが入っています。
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