角型懐中時計
角型の懐中時計。
46mm角とこの手のものでは比較的小型です。
中の刻印を見るとSWISS BREVETE
GENEVEとありますのでスイス製です。
下の写真のように裏蓋が開いて時計を立てられる仕掛けです。
おそらく旅行に出たときに枕元に置いて
時間を見れるようにしていたのではないでしょうか。便利な機構ですね。
ケースの外には木の実をつまむ女性が刻まれていますが、
この人物の服がまた変わっています。同じ実が図案化された長い袖の民族衣装です。
(果実はさくらんぼではないように思います。
この実が何かわかる方、ぜひお知らせくだ
さい。よろしくお願い致します。)
機械にはEL URGUAYOと刻印されてますが
意味不明です(なんか中南米風ですが)。
今は失われていますが、この機械の表面には
裏蓋を開けた時に埃が入らないようにガラスが
入っていたようです。
機械や、デザインから1920-30年の時計と推定
しています。