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ガラスの無い時計?

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1900年前後のスイス製ハンチングカバーの盲人用懐中時計です。
文字盤にはガラスがありません。
針は異常に丈夫な造りです。

文字盤には突起があり、この突起と針に触って時刻を知るしくみです。
何度も何度も触ったのでしょう、文字盤はかなり磨耗しております。

この時代に福祉的時計があったことには驚きます。西欧の奥深さといったところでしょうか?

こちらは1940年代(推定です)の
スイス製盲人用懐中時計です。
文字盤は磨耗に強いセラミック製です。針は丈夫な金属製です。

文字盤の突起の並びは1900年の
時計と同じです。統一規格があったのでしょうか?

日本でも、精工舎の懐中に盲人時計があったと聞いておりますが、希少なので見たことがありません。
どなたか写真をお持ちの方がありましたら、ぜひ御連絡お願しいします
メール)。