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ガラスの懐中時計ディスプレイ

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ビクトリア頃のアンティーク懐中時計
ディスプレイ用スタンドです。
 
 斜めにカットされた分厚いガラスで囲まれて前、横、上から見えるようになっています。 高さは13cmと小型です。取っ手があるので、寝室などに持って行って置いておいたのでしょう。

 懐中時計は輪の部分をフックに引っかけて保持しますが、時計を傷つけないように黄色い布地が張ってあります。時計は下の写真のように前の扉を開けて中に入れます。

 直径3cm以下の婦人用小型懐中時計に合うサイズなので、恐らく貴婦人が使っていたのではないでしょうか。

 外の枠は金で覆われた金属製です。
ガラスの向こうに懐中時計が見えて、
実に美しいと思います。フランスでこれと同様なケースが稀に出て来ますので、
恐らくフランス製ではないかと推定しています。


全体図

扉を開けた状態

横図

内部の図